2012年9月18日 16:26
外務省が「反日デモ」に注意喚起--18日は特に慎重な行動を、19日以降も注意
外務省は同省のホームページ上で、「中国全土:最近の日中関係の動きにかかる注意喚起(その3)」を掲載している。
これによると、9月18日が柳条湖事件(満州事変)の発生日でもあることから、中国国内各地で抗議デモが呼びかけられており、過激な抗議行動となる可能性があるとし、18日は特に慎重な行動を、また、19日以降も引き続き自身の安全確保に十分注意するよう呼びかけている。
9月10日の尖閣諸島の取得・保有に関する日本政府の発表以降、15日~16日には、北京をはじめとして全国各地で抗議デモが行われ、山東省、湖南省、江蘇省、四川省、広東省など一部地域においては日系企業、店舗に対する破壊・略奪が行われる事態となっている。
在中国の各公館に対する抗議活動も週末を中心に断続的に続いている。
外務省では、そのような状況の中,9月18日が柳条湖事件(満州事変)の発生日でもあることから、中国国内各地で抗議デモが呼びかけられており、過激な抗議行動となる可能性があるとしている。
また、抗議デモ以外の場所においても、邦人への暴行被害があるほか、邦人に対するタクシーの乗車拒否やバス、市中での嫌がらせなども発生しているという。