くらし情報『高速トリビア (24) 「レーンマーク」に秘められた仕掛けとは!?』

高速トリビア (24) 「レーンマーク」に秘められた仕掛けとは!?

高速トリビア (24) 「レーンマーク」に秘められた仕掛けとは!?
高速道路に引いてある「白線」が何を表しているのかご存知ですか?基本的には車線を区切るためで、正式名称もそのままの「区画線」です。

片側2車線以上の車線がある道路で、走行車線と追越車線の間に引いてある線のことは「車線境界線」と呼びます。

この車両境界線には、実は仕掛けがあります。

それが「レーンマーク」です。

レーンマークは、8mの白線と12mの空白区間で構成されています。

白線と空白区間の1セットが20m、5セットで100mになります。

レーンマークを目安にすることで、適正な車間距離を測ることができるのです。

レーンマークは、車間距離を測る以外にも様々な機能を持っています。


「高輝度レーンマーク」は、塗料にガラスビーズを混ぜ込み、照明やヘッドライトに反射する再帰反射という性質を利用して拡散させ、夜間の視認性を高めています。

夜間や雨天時に特に有効です。

「突起型路面標示工(凸型)」は、レーンマーク上に突起(高さ5mm以上、突起の間隔400mm程度)を設置し、タイヤがレーンに載ると振動や音を発して、居眠り運転などの車両へ車線逸脱の注意を喚起します。

「導入レーンマーク」

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