2012年9月17日 10:04
マネーのトリビア (29) ”消費増税”が話題だけど…「税金」って何種類くらいあるの?
所得税に消費税…と、私たちはいろいろな税金を払っていますが、税金の種類ってどのくらいあるのでしょうか。
税金は、「所得」にかかるもの、「財産」にかかるもの、「消費」にかかるものの3つに分けられます。
所得に対する税金といえば、所得税。
サラリーマンの給与や賞与、自営業者の所得のほか、家賃収入、預金の利息や株の配当金、株や不動産を売って得た利益などにかかります。
法人(企業など)の利益にも法人税がかかります。
所得税、法人税は、国に納める税金、つまり国税です。
これとは別に、所得には住民税もかかります。
こちらは、都道府県や市町村に納める税金、つまり地方税です。
利子や配当、株や不動産の売却益などに対しても、所得税と住民税の両方がかかっています。
財産に対してもかかるものには、相続税や贈与税があります。
また、不動産を購入したら不動産取得税、不動産登記の手続きの際には登録免許税を納めます。
不動産などを所有している間は、固定資産税と都市計画税を毎年納める必要があります。
消費にかかるものには、消費税のほか、酒税やたばこ税などがあります。
消費税とたばこ税には、地方税の分も含まれています。