子どもが夢中で学ぶ! 年齢別で見る積木の遊び方 (3) 三角や円柱の積木も使ってお城を作る - 2歳半からの積木の世界
というように、ひとつの作品に向けて別の広がりを作っていくのもありだ。
もし子どもが創作に向かっていかないようならば、「ママは飛行機を作ってみよっかな」とさりげなくお手本を見せてあげるのもいいだろう。
子どもがその作業に興味を持てば、参加してくることもある。
その時は加わって来なかったとしても、子どもは親がそのようにして積木遊びをしていたことを覚えているものだ。
親が忘れた頃などに、その作り方をまねて遊び始めることもある。
「実際、何を作ったらいいのだろう」と悩んでしまった時の遊びとして、和久さんは「お城作り」をおススメしてくれた。
構造は複雑そうに見えるが、実はこの遊び、基本は「パターン遊び」なのだ。
パターン遊びは、8個の立方体を使って点対象のパターンを組み合わせて遊ぶというもの。
積木の量・形を増やして、構造的にパターンを積み上げていくとお城ができる。
まず、中心となる柱を立てる。
それからは点対称、線対称の位置に積木を置いていけばいい。「ママが1個置いたら反対に置いてみようね」などと声をかえてあげると、子どももイメージしやすいだろう。
城の土台は、立方体や直方体など積みやすいものを用いるといい。