日中関係悪化で74%の企業が”経営に影響”--今年度売上、半数が”減少する”
は31.3%、「日本で代替生産・営業する」は25.0%だった。
中国国内での製商品・部材の調達停滞や輸出入の停滞への対応策については、「今のところ特に対応策は考えていない」が34.1%、「アジア諸国などから調達する」が31.8%、「日本から調達する」が29.5%となった。
昨今の日中関係が今年度の売上に及ぼす影響予想を聞いたところ、「大幅に減少する」の2.7%と「多少減少する」の46.8%を合わせた約半数の49.5%が、今年度の売上減少を予想していることが判明。
反対に「ほとんど影響はない」は31.5%だった。
中国との輸出入が停滞・遅延している原因を質問すると、圧倒的に多かったのは「中国当局による輸出入規制や検査の強化・遅延」で61.9%。
中でもすでに輸出入が停滞・遅延している企業に限定した場合、「中国当局による輸出入規制や検査の強化・遅延」と回答した割合は71.4%に上った。
このほか、「中国の取引先企業の生産・営業活動の停滞(操業停止・休業など)」が22.6%、「中国企業による取引拒否・遅延・見直し」が14.3%となった。最後に、今回の日中関係悪化を受けた中長期の中国ビジネス縮小の有無を尋ねたところ、「現時点ではわからない」