2012年9月7日 22:16
何千万円もかけ消しゴムを作る、埼玉「おもしろ消しゴム」工場見学が面白い
とあいさつするフレンドリーなお兄さんを前に、子どもたちの目はすでにキラキラ☆さすがは子どもに夢を与えている会社である。
見学はまず、機械の説明からスタート。
1日に4万個もの消しゴムパーツを生産するという金型を初めて見る子どもたちは、興味津津の面持ちでお兄さんの説明に熱心に耳を傾けている。
一つひとつの言葉をメモに取る子もちらほら。
さらに大人たちも興味深そうな表情で、うんうんとうなずきながらトークに聴き入っているのが印象的だ。
それもそのはずで、なんせお兄さんの語り口調が絶妙で、まるでバラエティー番組を見ているような気分になってくるのだ。
話の内容も面白い。
例えばこんな質問をぶつけてくる。
「消しゴムが誕生した国はどこだか知ってる?」。
答えはブラジルだというが、その場で挙手した誰もが正解できなかった。
では次の質問にあなたは答えられるだろうか?「消しゴムが誕生する前、書き間違えたら何を使って消していたでしょう?」…3、2、1、タイムアーウト!答えは、なんとパン。
当時のパンには、バターなどの油脂が混入されていなかったため、紙に油分がうつってしまうこともなく、文字を消すことができたんだとか。