すき家、高価格商品発売の意図--「値引競争に飽きられたのが理由ではない」
あるいは、他の定食屋で食べていた1食の代わりに豚かばやき丼を食べていただたくなど。
牛丼に変わるアイテムということではなく、豊富なメニューをそろえることで来店動機になれば」と語る。
同店では来店者の6~7割が牛丼を頼むそうだが、今後も牛丼が主軸という路線は変わらないようだ。
同商品のターゲット層については特に限定はしておらず、「現在、20代~40代の男性の方に多く食べていただいているが、結果的にそうだったというだけ。
ファミリーで訪れ、豊富なメニューから選べるという基本路線は変わりません」とのことだ。
今後もこのような高価格帯の商品を投入していくかについては、「丼シリーズは他のメニューと比べると高い価格帯になります。
ただ、ニーズがあるものを開発して提供することが第一で、価格から考えているわけではありません」という。
一部報道で、低価格訴求に飽きられたための路線シフトでは、と言われていることについても聞いてみたところ、「短期的な部分だけを見ての意見かと思います。
メニュー開発には時間もかかりますし、そんなに単純ではないです。
安さをきっかけに来店したお客様にもう1度来店してもらうためにも、新たなメニューの投入、豊富なメニューラインナップを今後も訴求していきたいと思います」