高速トリビア (33) CO2を”年間約15t”削減! NEXCO東日本の秘策『ecoインター』
『ecoインター』という言葉を聞いたことがありますか?NEXCO東日本が行っている取り組みで「環境に優しい高速道路」「沿道の生活環境や自然環境と共存共生していく高速道路」を目指しています。
新たに建設されるICや休憩施設については、太陽光発電による自然エネルギーの活用を図るとともに、情報板や照明器具などに省エネルギー設備を積極的に取り入れ、環境に優しい『ecoインター』として整備を進めていく方針です。
具体的には、太陽光発電設備をICで使用する日中の電力の一部に活用します。
設備の導入に当たっては、立地条件や気象条件等が考慮されています。
また、省エネルギー設備も併せて設置されます。
情報板は低消費電力LEDを使用した省電力のeco情報板が設置され、標識は内部の光源が発光することにより、素材表面に描かれた図や文字が透過した光で浮かび上がる『内照式標識』の光源としてLEDを使用したeco標識が設置されます。
照明については、発光効率の高いセラミックメタルハライドランプを使用したeco道路照明とecoゲート照明が設置されます。
料金所の室内照明にもLEDを設置していきます。
セラミックメタルハライドランプとは、ガソリンスタンドやスポーツ施設のナイター照明などに使用されている、高輝度・省電力・長寿命の『メタルハライドランプ』の発光管の材質を、劣化の少ないセラミック製に変更したものです。