くらし情報『この猫はどんな猫!? 猫種を学んでみよう (9) 折れた耳を持つまんまる猫 -スコティッシュフォールド』

この猫はどんな猫!? 猫種を学んでみよう (9) 折れた耳を持つまんまる猫 -スコティッシュフォールド

折れ耳のスコティッシュフォールド同士を交配させると、100%の確率で折れ耳の猫が産まれますが、骨格や内部奇形などの先天性疾患、または死産をもたらすことが多いため、現在はアメリカンショートヘアやブリティッシュショートヘアとの交配が推奨されています。

その場合、折れた耳の猫が生まれる確率は30%程度であり、その他の通常の耳の猫もスコティッシュフォールドと認められます。

また、祖先である「スージー」が長毛の遺伝子を持っていたため、アメリカでは長毛種も誕生し、公認されています。

■スコティッシュフォールドの特徴と性格
スコティッシュフォールドの特徴は、なんと言ってもその独特の耳にあります。

前方に折りたたまれた小さめの耳は、とてもユーモラスでキュート。

耳は生後2~3週間ほどで徐々に折れ始めます。

ただし前述の通り、折れ耳の発現確率は約30%で、それ以外は通常の立ち耳の猫となります。

しばしば「フクロウのよう」と称される外見は、やや小柄で筋肉質。
丸顔で垂れた頬、大きな丸い目、短い首や丸みを帯びたボディーなど、全体的な印象は「とにかく丸い猫」です。

性格は、のんびりと穏やか。

人なつこく、愛情深い猫です。

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