岡山県はB級グルメ天国!? 歴史も長い、素晴らしき岡山B級グルメ力!
最初に注目を集めた「津山ホルモンうどん」は、もともとは岡山で行われた国体で津山に宿泊した選手にふるまわれたことで有名になったそう。
津山では昔から農耕用の和牛を育てていた。
そのため、赤身よりカロリーが低い上に、ビタミン・鉄分・カルシウムなどの栄養分豊富な作州牛のホルモンが、日常的に手に入っていたんだとか。
「ですから、どこの家でも日常的にうどんに入れていました。
しかし、他の土地から来た人には初めての経験なわけです。
あまりのおいしさに感動して、その人が感動を第三者に伝えることによって、全国的に知られるようになりました」(岡山県観光連盟)。
肉汁がタレと野菜とうどんに絶妙に絡まっている「津山ホルモンうどん」。
現在、津山市内の50店舗以上の店のメニューに並び、店ごとに店主のこだわりの味が楽しめると評判だ。
たくさんある岡山のご当地グルメの中でも、今、注目を集めているのが「おかやまデミカツ丼」だ。
岡山市にある老舗「味司野村」の創始者が、今から30数年前に考案したと言われているもの。カツ丼は一般的に卵とじだが、それを甘いデミグラスソースをかけてご飯との間にキャベツを敷いているのがおかやまデミカツ丼だ。