マカオの「コタイ」をご存じだろうか。
コロアン島とタイパ島のあいだをつないで埋め立てた「コタイ地区」は、近年大規模なリゾート開発が進められ、目覚しい発展をとげている。
同地区で米国のカジノやホテルが立ち並ぶ通り「ラスベガス・ストリップ」にならって名づけられたのが「コタイ・ストリップ」。
”マカオ=カジノ”のイメージのもとになっているエリアだ。
マカオ国際空港から車で5分、マカオ フェリーターミナルから車で15分の場所に位置する。
コタイの紹介をする前に、マカオ全体の説明をしておきたい。
マカオの正式名称は、中華人民共和国マカオ特別行政区。
中国大陸の南、香港の西南西約60kmに位置する。
中国広東省と陸続きの澳門半島部、タイパ島、コロアン島、コタイ地区の4ゾーンからなり、総面積は29.9km2と東京都世田谷区の約半分の広さ。
観光スポットをめぐりやすい。
マカオはポルトガルの統治下から、1999年に中国に返還された。
長いあいだ両国の文化が混ざり合い、22の歴史的建造物と8カ所の広場が「マカオ歴史市街地区」として世界文化遺産に登録されている。
ふたつの異国情緒とそれらのユニークな融合を存分に味わうことができる。