あいさつと同時にお辞儀をしてはいけない!?-和のマナースクール
ごあいさつは相手の目を見てしっかり。
そのあとお辞儀をしましょう」。
たしかに、「よろしくお願いします」、「ありがとうございます」などと言いながらお辞儀をするのはあまり美しくない。
先生が、良い例、悪い例を見せてくださるが、同じあいさつでもまったく印象が異なることに気付かされる。
「立ってお辞儀をするときでも同じですよ」と先生。
他にも初級講座では、立ち方、座り方などをマスターしていく。
立ち上がるときは、体の重心をスッと移動させる。
最初は難しく思えても、やってみると美しい立ち方は体に負担もかからず楽に感じる。
他にも、部屋に入るときなど、すべての動作において「家の主人にお尻を向けてはいけない」という基本ルールを教わった。
こうした基本ルールを覚えれば、どんな場所でも応用できそうだ。
一つ一つを学ぶことで、「受講生はみなさん、動きがどんどんきれいになっていきます」と小春先生は語る。次に、お抹茶のいただき方を教えてもらう。
まずはお菓子を全部いただいてから。
その後でお抹茶をいただくことが基本だという。
お抹茶を飲むときは、お茶を出す人に椀の一番よい柄が見えるように配慮することが大切。