家計負担がアップ! 10/1から導入された新しい税金『環境税』知ってますか?
10月1日から新しい税金が導入されたのを知っていますか?税金の名前は「地球温暖化対策のための税」。
一般的には「環境税」と呼ばれていて、石油・天然ガス・石炭など、すべての化石燃料のCO2排出量に応じて税金を課すというものです。
消費税増税ほどのインパクトはありませんが、環境税によって家計の負担がアップするというのですから気になります。
大気中のCO2が増えると気温が上昇して地球が温暖化するということは、今や常識ですよね。
温暖化が進むと、異常気象が起こったり、南極や北極の氷が溶けて海面が上昇したりして、人間の暮らしを脅かすほか、温暖化による環境変化で動物や植物が絶滅することもあります。
そのため、温暖化対策は全世界にとって重要な課題です。
環境税は温暖化対策のひとつとして導入されました。
CO2は、特に化石燃料によって多く排出されるため、それに課税することでCO2排出量を抑えるのが目的です。
また、環境税として納められた税金は、省エネルギー対策、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの普及、化石燃料のクリーン化・効率化など、温暖化を防ぐさまざまな対策に使われることになっています。