2割弱が「将来、買い物弱者になると思う」- 主婦の買い物に関する調査
パルシステム生活協同組合連合会は27日、「主婦の買い物と買い物弱者に関する調査」の結果を発表した。
同調査はネットエイジアの協力のもと、携帯電話によるモバイルリサーチにより10月22日~10月24日の3日間実施。
20歳~59歳の、家庭で使う食品・飲料や日用品の買い物を主に自分が行っている主婦1,000名の有効サンプルを集計した。
全回答者に、食品・飲料、日用品の買い物について、以前と比べた変化や意識を聞いた。
以前と比べた変化について、同意率(「あてはまる(計)」)を見ると、「最寄り駅または自宅周辺のお店(食品・飲料や日用品を買える店)が以前に比べ減った」では24.7%、「食品・飲料や日用品の買い物に不便を感じることが以前に比べ増えたと思う」では22.5%となった。
食品・飲料、日用品の買い物についての意識を見ると、「現在自分は、買い物弱者(買い物難民)だと思う」では7.5%だったが、「将来(将来も)、買い物弱者(買い物難民)になると思う」では17.3%と同意率が上がった。
将来、買い物弱者になるとの不安を抱えている主婦は2割弱と、少なくない割合に上る。
日頃の食品・飲料、日用品の買い物で困ることを聞いたところ、もっとも多かったのは「重いものを買った時に持ち帰りが大変」