北海道札幌にある豊平峡温泉の魅力は、カレーなしでは語れない!?
地下からくみ上げた源泉に、沸かす・薄めるという行程を一切加えず、ダイレクトに湯船につぎ込まれる名湯。
札幌を訪れる際にはぜひ一度味わっていただきたい。
前置きはこのくらいにして、冒頭で紹介した肝心のカレーを紹介する。
豊平峡温泉は平成4年(1992)にオープンして以来、札幌っ子おなじみの温泉として定着している。
しかしここ3年ほどは、札幌の知人と豊平峡温泉の話題が出るたび、ほぼ100%の確率で「ところで、あそこのカレー食べた?」と会話が飛び交うようになった。
そして、ほぼ100%の確率で、「いや、なまら(=北海道弁で「とても」という意味)うまいんだわ!」との言葉が続くのである。
お風呂にはなじみのある筆者だったが、カレーを食べたことはなかったため、先日食べに行ってみた。
カレーの種類は8種類。
北インド風のカレーで、ルーには小麦粉を一切使用していない。
長時間煮込んだ玉ねぎと数10種類のスパイス、インドの薬草などでできているのだ。全品、ご飯ではなく釜焼きのナンと一緒に食べるようになっており、辛さは5種類からチョイス。
しかも、素材にこだわっているだけでなく、本場インドから来た複数の料理人が腕を振るっているのもポイント。