2012年12月21日 11:07
風邪を防ぐ3つのキーワードは、「笑う」「乳酸菌」「温める」
冬は空気が乾燥しウィルスが活発になるため、風邪を引きやすくなる。
そんな風邪の予防には何が大切なのだろうか?先日発表されたトレンド総研のレポート内の順天堂大学の奥村康特任教授のコメントにヒントがあったので紹介する。
レポート内で、教授は、ウィルスに対抗する体の仕組みとして「軍隊」に当たるリンパ球と、「警察」に当たるリンパ球があると言っている。
「『軍隊』のリンパ球は、ウィルスに感染した際に強い抵抗力を発揮し、ストレスや年齢などの影響はあまり受けません。
一方、『警察』のリンパ球は、体内をパトロールしつつ、ウィルスが入ってくるとすぐにやっつけてしまう細胞で『NK細胞(ナチュラルキラー細胞)』と呼ばれています」(奥村教授)さらに、近年の研究では、これらのNK細胞を活性化させることが、元気な体作りの重要なポイントになることが分かってきている。
「NK細胞を活性化させるには、まず、精神的なストレスから解放されることが必要です。
例えば、げらげら笑いストレスを発散させると良いです。
ほかにも、乳酸菌の摂取などでも活性化します。
乳酸菌を摂取すると、NK細胞が活性化するだけでなく、その状態をキープし、風邪を引きづらくなります」