2012年12月11日 09:02
会社・仕事に”閉塞感”ある人は4割、理由は”頑張っても給料上がらない”半数
と答えた割合は、閉塞感がない人では85.1%。
反対に、閉塞感がある人ではその半数以下の40.5%にとどまった。
「景気によっては転職を考えたい」と答えた割合は、全体では39.2%で、前回より12.9ポイント増加。
一方、社員数5,000人以上の大企業では、前回比15.2ポイント増の37.8%となり、安定していると思われる大企業において、転職意向を持つ人が急増していることがわかった。
大企業社員のうち、「重要性の高い仕事が後回しになりがちである」と答えた人は前回比7.3ポイント増の44.5%、「上司と日常的にコミュニケーションをとる機会がある」は同10.7ポイント減の51.5%、「今の会社では、将来の生活や仕事に対して希望を持ちにくい」は同5.6ポイント増の36.5%となった。
これらの結果から、大企業において転職意向のある社員が増えている背景には、「現状の仕事や組織への不満」と「将来への不安」が影響していると推察される。
ビジネスパーソンが内側にどのような思いを抱いているか調べたところ、「仕事に関する能力を高めていきたい」と答えた割合は、全体では85.2%、閉塞感がある人では84.8%、大企業で転職意向のある人では88.5%。