2012年12月13日 11:07
職場の”パワハラ”、4人に1人が「経験あり」--内容は「精神的な攻撃」が最多
パワハラの内容を調べたところ、企業調査、従業員調査ともに「精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言)」が圧倒的に多いことが判明。
企業調査においては、トップの「精神的な攻撃」が69.6%となり、以下、「人間関係からの切り離し」が21.2%、「過大な要求」が16.8%、「個の侵害」が15.4%、「身体的な攻撃」が14.7%、「過小な要求」が7.2%と続いた。
従業員調査では、同じく「精神的な攻撃」が55.6%で最多。
次いで、「過大な要求」が28.7%、「人間関係からの切り離し」が24.7%、「個の侵害」が19.7%、「過小な要求」が18.3%、「身体的な攻撃」が4.3%となった。
パワハラの内容を性別・年代別に見た場合、女性や20歳代では「人間関係からの切り離し」(女性29.0%、20歳代30.8%)、「個の侵害」(女性23.2%、20歳代26.2%)が高い。
それに対して、男性や30歳代では「過大な要求」(男性31.2%、30歳代33.3%)が高くなっており、性別や年代で内容が異なることがわかった。企業調査において、パワハラに関連する相談がある職場に共通する特徴を調べたところ、最も多かったのは「上司と部下のコミュニケーションが少ない職場」