ゴキブリは「高層階なら出ない」「築浅なら出ない」は本当?
階数のときの結果と異なり、ガッツポーズをとりたくなるほど見事に関係性が反映された結果になりました。
築年数が増せば増すほど「見たことがない」の割合は減り、一方「年に6回以上」見る人も増え、グラフがきれいな階段状態になっています。
このアンケート結果だけで考えると、ゴキブリは絶対に会いたくない!を最重要課題にする方は高層階よりも築浅を優先したほうがよいかもしれません。
実際に、「高層階」「築浅」とゴキブリの出現率の関係はどうなのか、不動産コンサルタントの楯岡悟朗さんに聞いてみました。
■高層階について
「高層階に住んでいらっしゃるお客さまからは、ゴキブリを含めてセミや蚊など、虫全体を見かけない、といった声が多く寄せられています。
もちろん、室内の状況によってその部屋や近隣の部屋が発生源になってしまうこともありますので、出ないとは言い切れませんが、高層階=出にくいという程度には言えるのではないかと思います。
マンションですと、ゴキブリは内側にある配管やエレベーターで上に上がってくるしかありません。
こうなると、ゴキブリが物理的にそこまでたどり着きにくい、ということが単純ながら大きいかと思います。