くらし情報『江戸の7割の土地は武士が住んだ? 今も昔も人気のお屋敷街とは……』

2013年6月30日 17:15

江戸の7割の土地は武士が住んだ? 今も昔も人気のお屋敷街とは……

その跡地のためか、お屋敷街はゆったりとした街並みであることが多く、明治、大正、昭和、平成と時が遷っても、「高級住宅街」として名前を残していることが多いようです。

一方、高級住宅地として有名な、世田谷区成城、大田区田園調布は、厳密にいえば武家屋敷跡地ではなく、武蔵野の原野を開発して築かれた街ですが、芸能人をはじめ多くの著名人の邸宅が建ち並び、言葉どおり「お屋敷街」となりました。大正、昭和時代に整備されたこの地域は、美しさと暮らしやすさまで考えて設計された憧れの街となりました。

地価が下がっているとはいえ、高級住宅地として名を馳せるお屋敷街の地価が大幅に下がることはなく、今なお根強い人気があります。平成25年1月に国土交通省が発表した公示地価によると、都市部の平均が478,000円/平米であるのに対し、千代田区の平均は、1,908,600円/平米と約4倍、港区についても平均1,259,100円/平米という価格がついています。その年により若干の変動はあるかと思いますが、いきなり急降下することはこれまでの数値を考えても少ないでしょう。昔も今も人気のお屋敷街。これからもこの人気は、劣ることなく継続されていくと考えられます。

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