【コブスくんのモテ男道!】パニックは命取り! 防災館で防災体験
空間内に充満しているのが本物の煙じゃないことに油断して、うっかり"煙もどき"を吸ってしまいましたが、本来なら「火災で発生した煙に含まれるガスを少しでも吸い込むだけで、意識が遠のいてしまいますよ!」(館長・三村達也さん)とのこと。
体験後、三村さんに防災に関する疑問をぶつけてみました。
――まず机の下にもぐれ、とのことですが、大きな揺れが来た場合、先に建物の扉を開けておかないと閉じ込められるのではないでしょうか?
「扉が開かなくなる可能性はありますが、まずは身の安全が最優先です。扉を開けに行ってるうちにけがをする危険の方が大きいですから、慌てて何かしようとせずに身を守ってください」
――もし、建物が倒壊するような大地震だった場合、机の下にいたら、天井が落ちてきてペシャンコになってしまうのでは?
「耐震措置がなされている最近の建物ならば、震度7でも壊滅的な崩壊はしない、と言われています。焦って外に出た方が、ガラスが飛び散ってきたり、看板が落ちてきたり、と余計に危険です。家の中でガラスのないところや、頭を守れる場所で揺れがおさまるまで様子を見ましょう」
――沖に震源地があった今回の東日本大震災は、直下型地震だった阪神大震災に比べて建物の倒壊の被害が少ないような気がするのですが。