【雑学キング!】景気悪化や税収アップ……。どうやったらお金は増えるの?
まずは、投資信託を購入して、3カ月間、経済の勉強をしましょう。その後、予算に応じて、株式などもチャレンジすればいいと思います」
■投資をすることがすべての人にベストとは言えない
――金融資産のうち、どのくらいの割合を投資に当てるのがオススメですか?
「一般的は、2~3割でしょうか。ただ、個人の性格、年収、家族状況などによります。個別に相談いただかないとわかりません。場合によっては、大きく損をしてもやり直しがしやすい若い人は5~6割でもいいかもしれませんね」
――投資に当たって何か注意点はありますか?
「万人に当てはまる資産計画はありません。必ずしも投資がおすすめではない場合もあります。
例えば、投資で借金を返すというのは間違いです。借金がある人はまず返済することを考えてください。
また、いままで貯蓄する習慣がなかった人は、『積み立て定期預金』など、毎月決まった金額が自動的に積み立てられる貯金から始めてみるのもいいでしょう。自動的にお金が積み立てられるので、無駄遣いが防止できます。」
投資に興味のある方は、まずは専門家に相談したほうが安心ですね。自分に合った投資方法を見極めて、賢くお金を育ててみては?
伊藤亮太。