<特別号>年間200冊読む私流「読みたい本」の見つけ方【TheBookNook #14】
文:八木 奈々
写真:後藤 祐樹
今年の6月末から“人と本との出会いの場”をテーマに始まった本連載。新しい本との出会いはあったでしょうか?
初回でもお話ししたとおり、私は物心ついたころから“本”が大好きで、今でも年間200冊以上の本を読んでおり、“新しいもの”にこだわらない読書スタイルで、「何度でも読み返したくなる作品」との出会いを追い求めて日々の読書を楽しんでいます。
▷↓ 八木奈々さん連載の初回記事はこちら ↓
「わたしの一部は本でできてる。『モモ』に教わる命のこと【TheBookNook #1】」
今回は、そんな本の虫である私の「本との出会い方」を僭越ながら紹介させていただきたいと思います。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、多くの本に触れることで得することが世の中には沢山あるように想うのです。でも、一生をかけても世の中にある全ての本に出会うことはできません。本との出会いはそれだけ貴重なのです。
“本と出会いたい”皆さんのお役に立てますように。
まずはじめに:自分に合う本を見つけるためには?
いきなり現実的なお話になってしまいますが、自分に合う本は自分で読まないと分かりません。