節電・省エネはもちろん、将来の家庭の備えになる?! 切り札的新商品「スマートHEMS」が登場
社会環境・家庭環境の変化に柔軟に対応できるAiSEGは「将来への備え」としても安心というわけだ。
スマートHEMSは、住宅設備に関わるものということもあって、女性の視点が大きな役割を果たしているという。
AiSEGの開発に関わった岡村晶子さん(パナソニック エコソリューションズ社 まるごとソリューションズ本部 システム企画グループ 商品企画チーム)は、「働いている方、主婦の方に関わらず、女性は家でリラックスしたい。なのに節電節電と頑張りすぎて疲れてしまっては意味がないですよね。そういった頑張りを軽減できるのがスマートHEMSだと思っています」と、語る。
また、AiSEGの大きな特長である、複数の機器を連携させる機能の実現にも苦労が絶えなかったという。岡村さんは「それぞれの機器は担当部門がまったく違っていて、私はIHクッキングヒーターの細かいことはわからないですし、エアコンの中身も知らないんですね。AiSEGで連携させるにあたって、それぞれの機器のどの辺が省エネにつながるのかをすり合わせなければならなかったんです。
それを1から考えなければならなかったのが苦労であり、おもしろかったところでした」と、語る。
ユーザーインターフェイスに関しても、女性目線というのは生かされている。使用電力を表示する画面はシンプル、バブル、ペンギンという3種類が用意されていて、女性には使用電力量が円の大きさで表示されるバブルが圧倒的に好評だったという。「男性には不評だったんですけど、女性からすれば『感覚的にひとめでザックリとわかればいいのよ』というのが本音なんですよね」と、岡村さんは分析する。
たしかに便利なシステムだが、設置や工事は大変なのでは? 導入にはそれなりのコストがかかるのでは? その心配は無用だ。
工事に関しては、エコキュート以外の機器は無線でつながるので、大規模な配線工事は不要。コストに関しては、現在HEMSは経済産業省より最大10万円の補助金交付が開始しているので心強い。対応機器を揃える必要があるが、将来の備えとして考えれば、決して無駄な出費にはならないだろう。
今後各家庭に常備されるシステムとなっていくであろうスマートHEMSで、楽しくエコに貢献しながら、家計を守ることができる。デザインもスマートで、家庭の中に自然に溶け込みそうだ。
お問い合わせ:パナソニック
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(金澤 隆志)
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