人間関係に疲れる前に…ナースが伝授! 職場コミュニケーションのプチテクニック
Yさんによると「命に関わる仕事は、基本的には時間との戦いです。そのため、合理性がとても求められる職業。その影響で、ドクターが業務以外の話でも要点を担当直入に伝えるので、言い方にやや冷たい印象を受けることがあります。慣れるまでは『何か怒られることしたかな』と考えてしまうこともありました」
Yさんはそんなドクターたちと話をする際に、心がけていることが3つあるそうです。
1.結論を先に伝える。
2.目を見て相手の考えを推し量りながら話をする。
3.端的すぎて指示がわかりづらい時は「勉強不足で申し訳ありません」と一言添える
コミュニケーションがうまくいかない理由として、「結論を先に言わない」「論理的に話さない」という点があります。さらには、情報の正確さが求められる医療やビジネスの現場では、言いたいことが伝わらないとトラブルに発展してしまうことも。
そんなトラブルを起こさないためにも、「この件で、私はこう進めようと思っています。なぜなら…」と結論から話す方が、伝わりやすいということを意識して話しましょう。
また、「目を見て相手の考えを推し量る」事は、あなたの言うことを真剣に聞いていますという姿勢を表していますし、指示を聞きなおす時にも「勉強不足で申し訳ありません」と一言添える事で、謙虚に教えを請う態度を伺わせます。
だだし、あまりに「勉強不足で…」を連発していると、本当にやる気があるのか疑問に思われる可能性もあるので使い方には注意が必要ですね。