“イラフォー”“イラフィフ”上司には抹茶を飲ませろ!? テアニンの働きでイライラ解消
会社の上司に理不尽に怒られたりすると、腹が立ちますよね。ただ、部下にイライラをぶつけてるだけじゃないの? と思ってしまうことも。40~50代ぐらいの男性上司は、イライラしている人が多いような気がします。そんな気がするだけ…? 実は調査で明らかになっていたから驚きです。
それは、株式会社シタシオンジャパンが、全国主要都市の40~50代男性の職場・家庭におけるストレスの状況と、この世代を夫や上司に持つ女性に対し、彼らの印象について調査したもの。(調査期間は2013年5月2日~6日、東京、名古屋、大阪、福岡の40~50代の男性1,000人、40~50代の夫/上司を持つ女性各300人が調査対象)
その結果、20~30代の頃と今を比較したところ、63.8%が日常生活で「イライラを感じる」、66.4%が「若い頃と比べ“イライラ”頻度が増えた」と答え、7割近くの男性が今のほうが“イライラ”しているよう。“イライラ”する40代、50代、つまり「イラフォー」「イラフィフ」がたくさんいるということです。
このような男性に対し、当然周囲の女性は冷めた目でみているようです。家庭では“イライラ”する40~50代夫に対し、約4割の主婦が「夫との生活に不安を感じている」と回答したとのことですから、深刻ですね。職場でも、部下の女性は「尊敬できない』」(7割超)、「嫌悪感を感じる」(約7割)、「みっともない」(6割超)と回答。これにはうなづける、という人も多いのでは?
実はこの“イライラ”、周囲の人に迷惑なだけでなく、男性自身にも「男性更年期障害」という怖い影響をもたらす可能性があるとか。男性医学を専門とする順天堂大学医学部・大学院医学研究科 堀江重郎教授は、「日常的な“イライラ”により男性ホルモンの分泌が妨げられてしまうことで、50代から発症しやすい男性更年期障害を誘発してしまう可能性がある」と指摘しています。
また、連日のうだるような暑さが原因で、外回りから帰ってきた上司の“イライラ”がさらに増すことも考えられます。その“防衛”のためには、日々の生活の中で彼らの“イライラ”を減らすことが大切となってきます。