大人も子どもも、誰にでも可能性はある── エスティマが未来を創る映画製作にチャレンジ
10月30日には、この映画の完成披露試写会が開催された。登壇したのは、株式会社トヨタマーケティングジャパン主査・片岡史憲氏、4名の監督(新井風愉氏、池田一真氏、関和亮氏、田中裕介氏)、ワークショップの進行を務めたNPO法人CANVASの熊井晃史氏、そして、東京ワークショップに参加した子ども脚本家たち。
このプロジェクトの中心人物=片岡氏は、『ドリームリレー・ムービー』への想いをこう語った。「エスティマは想像を超えてカタチにしていくブランドで、『ドリームリレー・ムービー』のコンセプトと非常に親和性が高いと思っています。現在は過去に誰かが考えた未来であって、これからの未来は今の子どもたちが作っていくもの。この映画を通し、そういった想いが伝わっていけばいいですね」
子どもたちから出てくるアイディアに、大人たちは舌を巻きっぱなしだったという。熊井氏は「子どもの可能性を信じることは、言うのは簡単でも本当にやるのは難しいと思います。でも、片岡さんを始めとする大人たちが子どもたちを信じ切っていて。一緒に作品を作っている姿が印象的でした」と言い、池田監督は、「最初はアドバイスしながら子どもたちが話を作っている場面に参加していたんですけど、だんだんと僕は仲間はずれのような状態になってしまいました。
こちらが何も言わなくても、どんどん話を作っていくんですよ。完成度の高い話ができていたので、僕はそれをそのまま映像にしていこうと思いました」と話していた。