10人に1人がスマートデバイスの「紛失」を経験! 忘年会・新年会シーズンの”スマ漏れ”に要注意
仕事ではパソコンが欠かせませんが、その際にさまざまな情報を取り扱うこともありますよね。企業からの情報漏えいが問題になったりもしますが、私は大丈夫とのんびり構えていませんか。
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これからの年末年始の長期休暇中は、企業の情報システム管理者が不在になることが多いため、情報漏えいをはじめとしたさまざまなトラブルが多発するとか。この間にトラブルが発生した場合、対処が遅れ、会社のPCやネットワーク環境に大きな被害が及んだり、顧客に対してもウイルス感染が及んだりする可能性があるというから怖いですよね。
つまり、年末年始の情報漏えいには細心の注意を払う必要性があると考えられるのです。被害の事例としては、「ウェブサイトからのウイルス感染」「ID、パスワードの不正利用」「標的型攻撃メール」「DoS攻撃(サービス妨害攻撃)」「SQLインジェクション攻撃」などが挙げられるそう。
その中でも、特に被害件数が多く、私たち一般の従業員も気をつけなければいけないのが「組織情報漏えい被害」。例えば、休暇中に自宅で仕事をするために、秘密情報や顧客の個人情報をパソコンやUSBメモリ、CD/DVDなどの外部記憶媒体で組織外に持ち出し、私用パソコンなど個人の環境で使用する人がいるかもしれません。
するとWinnyなどのファイル共有ソフト経由で情報が漏えいしたり、パソコンやスマホ、タブレットや外部記憶媒体そのものの紛失や盗難により組織外に持ち出した情報が漏えいしてすることもあるとか。そんな「組織情報漏えい被害」の可能性は確かに考えられますね。