2015年1月27日 07:00|ウーマンエキサイト

いつでも迎えられるように! 妊娠体質をつくるための栄養素

■妊娠力アップのための栄養素・たんぱく質
体は全てたんぱく質でできていますから、赤ちゃんの体をつくるのに不可欠です。肉や魚などで摂ると脂質のコレステロールも一緒に摂れます。これは女性ホルモンをつくる大切な材料となります。

・ビタミンD
最近の研究で妊娠に関する働きが注目されているビタミンD。加齢とともに減っていく卵子ですが、ビタミンDが十分にあると卵子が減るスピードが緩やかになるそうです。

また、生まれてくる赤ちゃんのアレルギー発症リスクの軽減にも繋がります。日光浴でビタミンDは合成できますから、日焼けを気にしすぎずに歩くことを意識しましょう。

・ビタミンE
別名「妊娠ビタミン」とも呼ばれ、ホルモンの調節、排卵の促進など妊娠しやすい体作りに欠かせません。
血行促進作用もあり、妊娠中は胎盤の血液を促して赤ちゃんに酸素と栄養をしっかり運び、出産時には赤ちゃんが産道を通る間の酸欠を予防します。また産後は母乳の出を良くしてくれる働きもあります。

・鉄
鉄分は赤血球をつくるのに必要な栄養素ですが、妊娠中は、赤ちゃんの子宮ベッドをフカフカにしてくれます。女性は月経や、食事からの鉄摂取不足が原因で大半が鉄欠乏です。動物性食品からとれるヘム鉄の方が体内への吸収率が高いため、肉魚の摂取も重要です。植物性食品からの摂取の場合は、かぼちゃの種、ホウレンソウ、ひじき、焼き海苔など。

・亜鉛
亜鉛には、細胞分裂を促す働きがあるのです。亜鉛不足では赤ちゃんの細胞分裂がうまくいかず、低体重、低身長、皮膚が弱くなるといった影響がでます。
また亜鉛は鉄同様に粘膜の材料にもなるため、子宮のベッドメイキングに欠かせないのです。亜鉛の摂れる食材は、牡蠣、肉類、卵、ゴマ、海苔、昆布など。

・葉酸
水溶性ビタミンとして知られているビタミンB群の一種である葉酸には、赤ちゃんの脳の発育を助けたり、神経をつくる働きがあります。赤ちゃんの脳は妊娠6週目までには脳の神経がほぼ出来上がってしまいます。

また妊娠前から体内の葉酸濃度が十分であれば、卵子や受精卵の生育にも繋がり、妊娠を継続しやすくなります。葉酸の摂れる食材は、ホウレンソウ、アスパラガス、枝豆、ウナギなど。

・カルシウム
赤ちゃんは胎盤を通して母体のカルシウムをもらい、骨や歯がつくられるため、妊娠前から産後までしっかり摂りたい栄養素です。カルシウムは、煮干し、干しえび、桜えびなどに豊富です。


・オメガ3
脳の働きを高めて、赤ちゃんの知能の発育をサポートします。また生まれてくる赤ちゃんのアレルギー発症リスクの軽減や、産後うつの予防にも繋がります。オメガ3の摂れる食材として、魚ならばイワシ、サバ、サンマなどの青背の魚を、植物オイルなら、亜麻仁油、しそ油、インカインチオイルなど。

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