アメリカの名司会者兼プロデューサーに学ぶ「人をひきつける女性」になるためのヒント
■相手の話をじっくり聞いたうえで、自分の意見を述べる
彼女がインタビューをしているところをネット動画などで見ると、丸ごと相手を受けいれるように聞いているのがわかります。
ともすれば私たちは、人の話を聞いている最中に自分が返す内容を頭で考えてしまいがちですが、オプラは相手の話を十分に聞き、理解したうえで自分の意見を率直に話します。
それも、相手が話しづらいところを絶妙に避けつつ、信用を得たところで聞きたいことをきちんと聞きだすのです。自らがつらい経験をたくさんしているからでしょうか、他人の痛みや苦しみに大変共感的な対応をとり、希望を与えるようなコメントが多いように感じます。
オプラには名言といわれるフレーズが大変多くありますが、そのなかに「傷を知恵に変えなさい」という言葉があります。
彼女は自分が受けた多くの傷を知恵とするべく、他人に対する共感力、絶妙なアドリブ力や質問力、社会問題への幅広い関心などをつちかったのでしょう。
完璧ではなく、失敗も多かったからこそ得られた寛容さや視点の広さ、そして努力を続けられる力が人をひきつけるのだと思います。
そしてまた、オプラの名言に「怒るとその人よりも自分を傷つけてしまう」というものもあります。
いままでの人生において、理不尽で腹立たしいこともたくさんあったであろうオプラ。
彼女が人をひきつける円満な人格を形成できたのは、怒りをためこまず、他人をゆるし、いまある状況のなかでどのように行動するのがベストなのかをつねに考えていたからではないかと思います。自分も他人も同じように大切にする術を知っていたのでしょうね。
前述の知人女性もそうでしたが、人をひきつける女性は多くの失敗や問題にぶつかってもそこから何かを学び、自ら立ちあがろうとするパワーを持っていると感じます。
失敗やつらい経験に出くわしてもめげずに、それを自分の魅力に変えていこうと思えれば、克服するための勇気もわいてきますよね。
もしいま、あなたがつらい状況にあるとしたら「この経験は何を自分に教えてくれるのか」「ここから学べることは何か」を考え、魅力的な女性になるためのステップだととらえてほしいと思います。
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