賢いママは使ってる? 電子母子手帳と紙との使い分け方法
使わないのは知らないから? 電子母子手帳でできること
そんな電子母子手帳ですが、自分が住んでいる地域で導入されているかどうかは全体の半分以上の人が「導入しているかどうかわからない」と答えており、その知名度はまだまだ低め。
電子母子手帳を利用している人のうち、市区町村で導入している電子手帳を利用している人は「病院で存在を知って」使い始めた人が多く、それまでは存在を知らない人も多かったようです。
ところで、電子母子手帳はどんなところが魅力なのでしょう。実際に電子母子手帳を利用している人にその理由を聞いてみると56%の人が「紙よりスマホでの記録が楽だから」と答えています。
続いて28%の人が「紙の母子手帳をなくした時のため」「紙よりも紛失の心配がないから」、24%の人が「紙の母子手帳よりプライベートなことなど、より多くの情報が書き込みやすいから」「情報を夫や家族と共有したいから」と答えています。
一方、電子母子手帳を使っていない人は9割近くが「存在を知らなかったから」と答えており、ここからも認知度の低さがうかがえる結果となっています。
ママは賢い! 紙と電子を使い分け
紙と電子、それぞれのメリットについて聞いたアンケートでは紙の電子手帳は「直筆で残せる」「記録しやすい」「記念に子どもにあげることができる」「出生印など記念になる」という点がメリットの上位にあげられています。
一方、電子母子手帳では「写真や動画を記録できる」「携帯しやすい」「予防接種などのアラート機能がある」「体重や成長などの記録が自動でグラフ化される」という点がメリットの上位に。
保存用、記念としての紙の電子手帳。成長管理や予防接種スケジュールの把握など身近な子育てツールとしての電子母子手帳。それぞれのメリットを生かした使い方で、上手に子育てライフを楽しんでいるママが意外と多いことが分かりました。
まだまだ導入していない自治体もある電子母子手帳。「検診の結果が自動記録される」「病院の予約を一本化できる」「病院で出生届が出せる」など、ママたちの要望はまだまだたくさん! こうした願いに応えて、これからの電子母子手帳がどう変わっていくかが楽しみですね。