「ですので」って言ってない? 意外と知らない正しい言葉遣い
ここからは、使い方と例文をシーン別で見ていきましょう。
◇接客や電話応対などで使う場合
「ですので」は、接客や電話応対などのシーンでも使用可能なフレーズです。
例えば、「ただ今担当が不在です」とだけ言うと冷たい印象になってしまうような時に、「ただ今担当が不在ですので、後ほど連絡いたします」と、その後の対応まで述べることで親切な接客となるでしょう。
さらに「恐れ入りますが」などの言葉を加えると、お客さまに対してより丁寧な表現になりますよ。
☆例文
「明日は定休日ですので、恐れ入りますが明後日以降にお越しください」
「明日は台風で電車が運休ですので、イベントは中止となりました」
◇会社主催のイベントなどで使う場合
会社主催で講演会やセミナーなどイベントを開催する場合、お客さまの案内や誘導などをすることがありますよね。
そんな時に「ですので」を用いて理由とお願いを伝えれば、スムーズな対応ができるでしょう。
☆例文
「これより先は立ち入り禁止ですので、お戻りください」
「皆さまが一斉にお帰りになると出口が込み合って大変危険ですので、Aゾーンの方から順番にお帰りください」