本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「菠薐草」の読み方です。
なんの草? と思った方は、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。
■「菠薐草」の読み方は?
「菠薐」は、見慣れない漢字ですが草冠がついているので、「草」と合わせて何かの植物なのかなという想像はできると思います。
では一体「菠薐草」は、なんと読むのでしょうか?
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ほうれんそう”と読みます。
■「菠薐草」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「菠薐草」の意味は以下のように解説されています。
ほうれん‐そう〔ハウレンサウ〕【×菠×薐草】
ヒユ科の一・二年草。根は赤みを帯びる。4、5月ごろ、とう立ちして黄緑色の花が穂状につく。雌雄異株。代表的な葉菜の一。品種が多く、葉に切れ込みのある東洋種とない西洋種とに分けられる。アジア西部の原産で、菠薐はネパールの地名、または、ペルシアのことという。
日本には16世紀ごろ中国から東洋種が渡来し、明治時代に米国から西洋種も導入。