つい「確かに」と言ってしまう癖はありませんか?他者の意見に対して同意しているように聞こえる相づちですが、多用するとあまり良い印象を持たれない可能性も。
今回は、「確かに」と言いがちな人の心理について解説します。また、この口癖が周りに与える印象や直す方法も紹介するので、自覚がある人は要チェックです。
■「確かに」が口癖の人の心理
「確かに」には同意や共感の意味があり、他人の意見に対し「なるほど」「納得した」と感じた時に口から出やすい言葉です。
そんな「確かに」が口癖の人はどのような心理状態なのでしょうか。
◇(1)肯定したい
「確かに」は、相手の発言に対して「あなたの言う通り」といったニュアンスがあり、100%同意はできていなくても言葉にすることがあります。
話を真剣に聞いている人が使うことも多く、相手のことを受け止めようとしている姿勢の表れといえるでしょう。
特に、「確かに」の後に「その通りです」といった肯定の言葉が続く場合は、共感していることを相手に伝えたい気持ちが強い傾向にあります。中には、自分と同じような考えを持つ相手に対しての敬意を表現することも。
しかし、同じ相づちばかりでは適当な返答に聞こえる可能性もあるため、プラスで自分の意見も述べるなどの工夫も必要でしょう。