月桂樹はローリエやローレル、ベイリーフとも呼ばれ、観賞用としてだけでなく料理でも使われる植物です。
古代ギリシャやローマでは「神の木」「聖樹」として神聖化されていた木。その花言葉は「栄光」「勝利」「栄誉」と、とても縁起の良い植物でもあります。
それにも関わらず、なぜ「庭に植えてはいけない」といわれるのでしょうか?
この記事では、月桂樹を庭に植えてはいけないとされる理由を解説。植えるメリット、月桂樹以外で植えることを避けるべき植物についても紹介します。
■「月桂樹を植えてはいけない」といわれる理由
なぜ、月桂樹を庭に植えてはいけないといわれるのでしょうか?
◇(1)大きく育ってスペースを取るから
月桂樹は、地中海沿岸を原産とする常緑高木。生育がとても早い植物であり、成長すると高さは3~6m、最大で10~15mほどにまでなるといわれています。
十分なスペースを確保できない庭にとっては、デメリットといえるかもしれません。
また、月桂樹は乾燥に強く育てやすい植物ですが、その分、根が強いのも特徴。庭に植える場合、他の植物に影響を与える可能性もあるため「植えてはいけない」といわれるのでしょう。