知らなかった……! 実は怖い「てるてる坊主」の由来
ところが、いくらお経を唱えても、雨が止む気配は一切ありません。何日たっても晴れることはなく、怒った殿様が、そのお坊さんの首をはねてしまったというのです。
そしてお坊さんの生首を、白い布でくるんでつるしました。すると、次の日には雨が止み、晴天に恵まれたといいます。
生首をつるして晴れを乞うという発想自体、少し恐ろしいもの。しかし、この話は童謡「てるてる坊主」の歌詞にも反映されています。
おそらく誰もが子どもの頃「てるてる坊主てる坊主あした天気にしておくれ」というフレーズは歌ったことがあるのではないでしょうか。
この童謡の3番には「それでも曇って泣いたならそなたの首をチョンと切るぞ」というフレーズが続きます。
明らかに上の話を踏襲しているかのような歌詞になっているのです。
これが、てるてる坊主が怖いといわれる理由でしょう。
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