京都文化博物館旧館にて「石川暢子回顧展-その45年の奇跡-」を、2012年10月6日(土)~10月8日(月・祝)の期間に開催する。
日本を代表するジュエリーデザイナーの石川暢子は、69年の生涯に渡り、日本の美意識と西欧の様式美の世界をジュエリーに追い求めた作品を多く残してきた。
本展ではそうした石川暢子独自の感性と世界観を表現した「ノブコイシカワ」ブランドの原点である「プルミエアートコレクション」が展示される。
西欧の神話からさまざまな文化、日本の古典などに着想を得て、古今東西の技術を自在に駆使し、丹念に仕上げられたまさに「アート」と呼ぶべき世界を表現する。
石川暢子は国立東京芸術大学大学院彫金科終了後、国際展への招待出品を多数経験し、「品格という美意識」というテーマを掲げた作品作りに取り組んだ。
※左から車窓にうつる国境の街、紅葉賀、「江戸 JAPONISME その時代へ」より藤の花
一般公開の回顧展が開催されるのは重要文化財・旧日本銀行京都支店の京都文化博物館旧館といおう歴史のある建物内。
「石川暢子回顧展―その45年の軌跡―」開催概要
会場:京都文化博物館旧館(重要文化財・旧日本銀行京都支店)