京都現代アート祭PARASOPHIA、一線級の作家36組による作品が世界から集結
サウジアラビアの若手芸術家集団「イブン・アシール」のリーダーにして、中東と西洋をつなぐ現代アートの非営利組織「エッジ・オブ・アラビア」の創設者アフメド・マータル(Ahmed Mater)など。
また、会場の入り口には、やなぎみわが手掛けた巨大な移動舞台車が登場。大陳列室には高さ15mに及ぶ竹製の塔に、街の子供達が作った大量のオブジェが飾られた。これらの作品を見た後は、「アラビカ 京都」のポップアップカフェで一息つくことが出来る。なお、スタッフのユニフォームは、「クロスカンパニー」の石川康晴が手掛けた。
一方で、もう一つの主会場となる京都府京都文化博物館では、名画や映画の登場人物などを自画像的に収めることで知られる森村泰昌の写真作品を展示。今回はベラスケスの傑作「ラス・メニーナス」などを収蔵するブラド美術館を舞台とした「侍女たちは夜に甦る」、作品が疎開された第2次世界大戦下のエルミタージュ美術館をテーマとした「Hermitage 1941-2014」の2点が出展される。
これに、ドミニク・ゴンザレス=フォルステルを加えた、2名の作品が京都府京都文化博物館で公開される。
その他、京都芸術センターでは、アーノウト・ミックが映像インスタレーションを発表。