くらし情報『開高健と島地勝彦の名著『水の上を歩く?酒場でジョーク十番勝負』が四半世紀ぶりに復活【代官山蔦屋書店オススメBOOK】』

2015年7月3日 08:30

開高健と島地勝彦の名著『水の上を歩く?酒場でジョーク十番勝負』が四半世紀ぶりに復活【代官山蔦屋書店オススメBOOK】

各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。

■『水の上を歩く?』開高健、島地勝彦

文豪・開高健と伝説の週刊プレイボーイ元編集長・島地勝彦による伝説の対談集『水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負』が四半世紀の時を経て復刊。

元々、『サントリークォータリー』22から31号の連載としてスタートした企画が、1989年にTBSブリタニカより書籍化され、その後2015年6月22日に復刻されたものとなる。2人がそろえば丁々発止で延々と繰り広げられるウィットに富んだ世界のジョーク話。本書にはそのストーリー全174編が収録されている。

作家・開高健は、寿屋(現・サントリー)に勤めながら小説『パニック』を発表。その後、1958年『裸の王様』で芥川賞を受賞した。
釣りを主題にしたエッセイでは“キャッチ・アンド・リリース(釣った魚を河に戻す)”の思想を
世に広めた他、友人との美味探求を綴った『最後の晩餐』『開口閉口』なども執筆している。1989年永眠。

『週刊プレイボーイ』編集長に就任し、100万部雑誌に育て上げたことで知られる島地勝彦は、『PLAYBOY 日本版』『Bart』の編集長、取締役を経て、集英社インターナショナル代表取締役に就任。

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