ピエール・エルメ・パリの「ARIGATO CHOCOLAT」、特別ボックスのショコラを限定販売
そして今回、ピエール・エルメ・パリ 青山では、制作プロセスや同じくK-NAF氏によるヤマハ発動機株式会社のフロント2輪のスクーター「TRICITY (トリシティ)」に設置した手作りの映写機などの展示を行っている。
開催に先立って行われたレセプションパーティではK-NARF氏による実際の制作過程のデモンストレーションも行われた。制作のために使われている道具は、梱包用テープや文具店で買えるシールなど、日常生活のなかで身近なものばかり。それらを駆使して、撮ったばかりの写真を昔ながらの写真のような雰囲気を与える加工を施し、想像上のネオヴィンテージな写真世界を作り出していく。
「ピエール・エルメ・パリのお菓子は手作りですが、現代的な面もあって、アーティストとしては共感できるものがあります。私はアーティストとして体験を与えたいと常々思っています。ピエール・エルメが食の体験を提供していますが、私は写真を体験してほしいのです」とK-NARF氏は語る。
11月7日、8日には、ピエール・エルメ・パリ 青山にてK-NARF氏によるワークショップも行われる。
こちらはモチーフとなる写真の撮影から始まり、材料費だけで参加できるプログラムとなる予定だ。