くらし情報『アジア初、2人の偉大な画家の関係に焦点を当てた「ゴッホとゴーギャン展」が10月上野で開催』

2016年6月12日 09:00

アジア初、2人の偉大な画家の関係に焦点を当てた「ゴッホとゴーギャン展」が10月上野で開催

ゴッホとゴーギャン展

19世紀末に活躍した偉大なる画家、ヴィンセント・ファン・ゴッホとポール・ゴーギャンの2人に焦点を当てた展覧会が開催される。ファン・ゴッホとゴーギャンは、1888年に南仏アルルで約2ヶ月の共同生活を送っていた。お互いの作品を評価し合い、時に議論を重ねながら刺激を与えあった時期の作品を中心に、画業の初期から共同生活後のそれぞれの歩みと作品の変遷を追うことができる展示となる。この展示にあたり行われた記者会見のため来日した本展の監修者で美術史家のシラール・ファン・ヒューフテンさんによると、この2人の芸術家について共同で紹介する展示はヨーロッパやアメリカではあったものの、アジアでは今回が初めてだという。「まず、多くの展覧会が彼らの作品を求めていること。美術館や個人の皆様も大切な宝を一時でも手放されるのはやはり躊躇されます。とくに、返却間もないとそのハードルは高くなります。またすでに他の展覧会のために予約をされていたり、絵画そのものの状態がよくなく、持ち出すことができない作品も多々あります」(ヒューフテンさん)今回は多くの困難を乗り越え、ファン・ゴッホとゴーギャンがそれぞれに「最高傑作」と認めたそれぞれの「収穫」

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