2016年7月14日 20:00
ジャケットを脱ぎ、海へ出よう!トム ブラウン ニューヨークのサーフスタイル【17SSメンズ】
(c) Dan and Corina Lecca
パリ北東に位置するイベントセンターを会場に6月26日、17SSメンズコレクションを発表したトム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)。先頃急逝したフォトグラファー、ビル・カニンガム(Bill Cunningham)への黙祷を呼びかける本人によるアナウンスの直後にショーが開始された。映画『ジョーズ』のテーマが流れ、サメのヘッドピースを被ったモデルが登場。続いてフェザースーツを着たモデルが飛び回り、スーツ型のウェットスーツを着たモデル達が一斉に正方形のランウェイ中央に並んだ。そしてそのウェットスーツを脱ぐと、布帛のスーツが姿を現し、モデルが一人ずつ歩き出す。サメと太陽を刺繍したジャケット、フラワーモチーフにエンボス加工を施したジャケット、フラワーレースのジャケット、イングリッシュレースのジャケットなど、手の込んだアイテムの他に、ビニールコーティング素材のジャケットや、燕尾服タイプのジャケット、カットファーのトロンプルイユ(だまし絵)のジャケット、ジャケット風トロンプルイユのオールインワンなど、同ブランドらしいユーモア溢れる作品も。