くらし情報『写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)』

2022年5月13日 15:00

写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)

現代のスポーツでは、選手たちは通路を通って登場しますが、2000年も前の剣闘士や猛獣たちの登場の方が、もしかするとより洗練された演出だったのかもしれません。

写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)

写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)

写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)

写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)

そして、コロッセオの観客席は1階から4階に、アリーナをぐるりと囲むように配置されています。アリーナ部分と観客席の長径、短径の比率などには、なんと現代とほぼ同じ技術が使われているのだそうです。

我々がコンピューターを使って計算、設計しているものを当時はすべて人力で行っていたこと、既にこのような高度な技術を習得していたことには、ただただ驚かされます。

写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)

後にローマ帝国の皇帝となるコンスタンティヌス1世が、312年に「ミルウィウス橋の戦い」と呼ばれる戦争に勝利しました。これを記念して315年に作られたのが、「コンスタンティヌスの凱旋門」です。

当時のローマは分裂状態(分担統治)にあり、この戦いをもってコンスタンティヌス1世は、以降ローマ帝国の再統一を進めることとなります。


写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)

凱旋門を彩るレリーフは、実はこの門が建造される前から存在し、後に移設されたものがあるとされています。たとえば、最上層にある8枚のレリーフは、176年に建設されたマルクス・アウレリウス・アントニヌス帝の凱旋門から移設されたそうです。

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