写真家・笠原秀信による旅をテーマにしたオンラインExhibition「THE ROAD」。第5弾はイタリア・ローマ(前編)
このためなのか、レリーフに描かれている内容「ミルウィウス橋の戦い」に統一されているわけではなく、時代がバラバラ。最上部の8枚は162年~180年の「マルコマンニ戦争」を描いており、中央通路側面の4枚は101年~106年の「ダキア戦争」が描かれている、という具合です。フォロ・ロマーノ
ティトゥスの凱旋門
フォロ・ロマーノは、紀元前6世紀から紀元3世紀まで、古代ローマの政治・経済・商業の中心地として栄えました。元老院が置かれたクーリア、セベルス帝の凱旋門、バシリカユリア(ユリウスのバシリカ)、サトゥルヌスの神殿、ウェスタの神殿などなど、修復・再建されたものも含め多数の遺跡があります。1980年、「ローマ歴史地区、教皇領とサンパオロフォーリ‐レ‐ムーラ大聖堂」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。
ドムス フラヴィア
フォカス帝の記念柱
カストルとポルックスの神殿
アントニヌス・ピウス帝とファウスティーナの神殿
カストルとポルックスの神殿
サトゥルヌスの神殿
サンティ・ルカ・エ・マルティナ聖堂
コロナ流行りで世の中のリモート化が急速に進んだ一方、誰かとの他愛もない会話だったり、道端の花を愛でる時間だったり、アナログとして大事にしなければならないものが確かにある。