フリッツ・ハンセンがパビリオンを建設し、創業150周年を記念した展示をコペンハーゲンで開催
と、ヘニング・ラーセン・アーキテクツのパートナー兼デンマークマーケットディレクターを務めるEva Ravnborgは語ります。フリッツ・ハンセン パビリオンの開発にあたって鍵を握る要素は、サステナビリティでした。サーキュラーデザイン思考の理念から生まれたこのインスタレーションは、解体されることを前提として設計されています。そのため、廃棄物は最小限に抑えられ、すべての資材は再利用できます。使用された資材は、フリッツ・ハンセン本社をモダンで温もりのある空間に変えるという2021年に始まったリノベーション計画をはじめ、さまざまなプロジェクトで再利用される予定です。
フリッツ・ハンセン パビリオンには、あえてシンプルなデザインが採用されています。シェルのような透明な構造を通じて陽の光と自然が入ってくる空間は、フリッツ・ハンセンの家具を展示する特別なスペースとなります。デザインは、シンプルさ、自然界の要素、質の高い素材が最優先される北欧らしいアプローチにもとづいています。
フリッツ・ハンセンのデザインおよびブランドアンバサダーのクリスチャン・アンドレセンは、今回のコラボレーションについて「私たちは、フリッツ・ハンセンの過去を称えながら、未来にも目を向けたいと考えました」