くらし情報『けん玉の赤い玉はまるで真っ赤なりんごのよう。アーティスト鈴木康広の絵本【NADiffオススメBOOK】』

2017年10月26日 18:00

けん玉の赤い玉はまるで真っ赤なりんごのよう。アーティスト鈴木康広の絵本【NADiffオススメBOOK】

木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、アーティスト鈴木康広の新作絵本『りんごとけんだま』。東京・恵比寿の本店・ナディッフ アパート(東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff a/p/a/r/t 1階)によるご紹介です。

けん玉の赤い玉はまるで真っ赤なりんごのよう。アーティスト鈴木康広の絵本【NADiffオススメBOOK】


■『りんごとけんだま』鈴木康広

『ぼくのにゃんた』に続く、待望の新作絵本『りんごとけんだま』。

本書は、見慣れたものを新鮮な感覚でとらえ直し、数多くの作品を制作してきたアーティスト・鈴木康広の代表作「りんごのけん玉」の作品世界が描かれている。

けん玉の赤い玉は、まるで真っ赤なりんごのよう。そんな自由な発想で、物を本来の役割や意味から切り離し、別の物として見る「見立て」の面白さが感じられる絵本だ。物語はニュートンの万有引力の発見にまで及び、本当にけん玉の玉は元々りんごだったのでは? と思ってしまうほど。
鈴木康広のやわらかな線で描かれたイラストは、子どもだけではなく、大人たちの心も掴んで離さない。

絵本を読みきかせたあとは、「これは何に似ているね。」と会話が広がり、子どもと一緒に身近なものから新しい発見ができそうだ。

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