ラリックとバカラのヴィンテージ香水瓶100点&現代のタピスリー展覧会! 資生堂アートハウスで開催
アール・ヌーヴォーからアール・デコに至る時代、香水産業が飛躍的に発展するにつれて、一部の香水は現代では考えられないほどの贅を凝らした瓶やケースに入れられ店頭を飾るようになった。その時代を代表する香水瓶の担い手が、ルネ・ラリックとバカラだったと言えるだろう。
ラリックは独自のイマジネーションに基づいた、幻想的な小彫刻のような作品群を、バカラはクリスタルメーカーとしての実績を生かしながら、輝きと透明感というガラス本来の魅力を生かした作品を次々に生みだした。
本展では、ラリックとバカラの代表作約100点が展示され、香水と香水瓶が真の贅沢を謳歌していた時代の片鱗を目の当たりにできる。
関連企画として、4月19日、5月19日、6月22日の14時からは「学芸員によるギャラリートーク」も実施。こちらは事前の申し込みは不要で、無料での参加が可能だ。
タピスリーと香水瓶、この二つは共に工業製品と位置付けられるものの、今回展示するような品々は現在では芸術性の高い美術品と位置付けられている。生活を彩った豊かな装飾芸術の世界を、アートハウスで堪能してみては。
詳細はホームページ(http://shiseidogroup.jp/art-house/exhibit/)