ドラムセットと呼応するシャッター。写真家・山谷佑介が東京で個展
山谷がドラムを激しく長時間叩き続ける間ポートレートが撮影され、同時にプリントアウトされた写真が会場を埋め尽くす。撮影には、山谷がドラムを叩くことによってドラムセットにつけられた振動センサーが反応してシャッターが切られるという仕組みの独自の特殊なカメラ装置が用いられ、自らを被写体とした初のセルフポートレート作品『The doors』が生み出された。
今回開催される「Doors」では、そのギャラリー山谷で撮影された『The doors』の映像とセルフポートレート、そして山谷のパフォーマンスの痕跡ともいえるドラムヘッドの傷から作られたフォトグラムが展示される。
――暗闇の中、シャッターとともに発せられる強烈な無数のフラッシュの光は、真実と嘘が入り乱れる情報の中を生きる現代の私たちのまなざしであり、覆い隠された真実へのアプローチでもある(山谷佑介)。
【イベント情報】
山谷佑介「Doors」
会期:2018年6月9日〜7月14日
会場:ユカ・ツルノ・ギャラリー
住所:東京都品川区東品川1-33-10 3F
時間:火〜木、土 11:00〜18:00、金 11:00〜20:00
休廊日:月・日・祝
■パフォーマンス
6月9日19:00〜
7月7日15:00〜
※常設の展示は入場無料、パフォーマンスのみ入場料1,000円
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