サンローランが現代美術家・蔡國強の大規模な個展を国立新美術館と共催
特に最近では、昼花火の新たな可能性を探求しています。1995年にニューヨークに拠点を移して以降ますます創作活動の幅を広げた蔡は、2006年のメトロポリタン美術館や2008年のグッゲンハイム美術館での回顧展など、さまざまな国や地域で重要な個展を開催し、国際的にもっとも影響力の大きい芸術家の一人として活躍しています。2005年には、ヴェネチア・ビエンナーレ初の中国パヴィリオンのキュレーターを務めて展覧会企画にも才能を発揮し、2008年の北京オリンピックと2022年北京冬季オリンピックでは、開閉会式視覚特効芸術と花火監督を務め、世界中の人々を魅了しました。爆発プロジェクト《スカイ·ラダー》は2015年に蔡の故郷の泉州で実現し、同名のドキュメンタリー映画がNETFLIXで全世界に配信されました。
主な受賞歴
- 第48回ヴェネチア・ビエンナーレ「国際金獅子賞」(1999)
- 第7回「ヒロシマ賞」(2007)
- 第20回「福岡アジア文化賞受賞」(2009)
- 第24回「高松宮殿下記念世界文化賞」(絵画部門)(2012)
- 「米国国務院芸術勲章」(2012)
国立新美術館について
国立新美術館は、芸術を介した相互理解と共生の視点に立った新しい文化の創造に寄与することを使命に、2007年、独立行政法人国立美術館に属する5番目の施設として開館しました。