2020年7月8日 12:30
花をキャンバスに生けるように飾る花瓶「Picture」 OGUCHI / DESIGNのライフスタイルプロダクト【EDITOR'S PICK】
を主宰するインダストリアルデザイナーの大口 進也さん。大口さんは、大阪芸術大学のデザイン学科を卒業後、企業デザイナーとして勤務。のちにデンマークのデザイン事務所で経験を積み、2016年、東京に自身のデザイン事務所を構えました。
本作「Picture」について、大口さんは
アーティストは花の絵をよく描きます。ゴッホのひまわりや、モネの睡蓮など、上げたらきりがないほど。花に同じものはないですし、状態によっても見え方が変わってきます。そして、なにしろ人は花をしぜんと美しいと感じる。だからアーティストにとって魅力的な題材なのだろうと思います。
アーティストは筆で花をキャンバスに定着させますが、この花瓶では生きた花を生きたまま絵にできないかと考えました
とコメント。
さらに、自身がプロダクトデザインを行う際、どんな内容でも掲げる信条として、“機能と構造と美しさ”の3点のバランスが最も取れるところをねらうことを掲げているという。
現在、大口さんは、自身のレーベル「オオグチデザイン」を運営しながら、様々な企業のプロダクトデザインを手がけており、海外でのプロダクトの販売やイタリア・ミラノで開催される世界的なデザインの祭典「ミラノデザインウィーク」